太陽光発電システムにおいて生じる厄介な問題として、太陽電池パネル PV のもつ対地静電容量 Cpv に起因するゼロ相電流の問題がある。商電源の低圧配電線は保安上の見地から接地が法律で義務付けられている。PV で発生した直流電力をインバータで交流電力に変換し商用電源に逆潮流させるとき、インバータのアームをスイッチングする毎に PV の接地端子は交互に切換えられる。この時、Cpv の充電電荷は充放電し、これがゼロ相電流になる。インバータのスイッチング周波数が 10kHz 以上になると、この充放電電流は無視できない値に増大する。インバータのスイッチングとは無関係に PV の電位を一定に保つ回路では、この充放電問題を原理的に解決することが出来る。この観点からフライバック方式インバータを提案する。
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