講演者名 : 松下 豊治・真田 雅之・森本 茂雄・武田 洋次(大阪府立大学)
講演題目 : 「波力発電用リニア同期発電機の磁極ピッチと損失の関係」
(JIPE-31-09)
Abstract : 海洋エネルギーの一つである波力は島国である我が国にとって、注目すべきエネルギー源である。波は幅 1m 当たり平均 7 kW のエネルギーがあり、0.5〜1 m/s 程度のゆっくりとした往復運動をする。我が国全体に寄せる波エネルギーは、我が国の発電量の 1/3 にも相当する量(約 3,600 万 kW)に達する。これまで日本でも実用化されている波力発電方式は、波の運動から空気を圧縮してタービンを回す方式が多く用いられてきたが、装置が巨大でコストがかかるといった欠点がある。そこで近年では、ダイレクトドライブが可能なリニア発電機を用いる方法がイギリスを中心に研究されている。リニア発電機では波の往復運動を直接電気エネルギーに変換することができ、小型・高効率化が期待できる。これまで、リニアモータは様々なアプリケーションで利用されているが、リニア発電機の研究は例が少なくこれからの技術である。
本研究では、波力発電用のリニア同期発電機に関して、磁極ピッチと損失の関係を有限要素法(FEM)による磁界解析を用いて調べ、波力発電に適した発電機の磁極ピッチを検討する。

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