本論文では、高速の電圧検出と PLL が困難な単相回路において、ハードウエアまたはソフトウエアで疑似三相を作成し、高速の電圧検出および PLL を構成する方式について提案し、シミュレーションと実験検証の結果を紹介する。この方式は三相の SVG などにも利用でき、純粋の三相 PLL よりも、2LS などの不平衡系統事故の際に擾乱を受けない PLL を構成することができる。また、可変周波数インバータの場合でも、周波数が判っていれば疑似三相を作成できるので、本方式を利用することができる。